シルクスクリーン

あの劇団はどうなったんだろう？

若い人達が集まって
劇団を作りたいと言いだした。

いいんじゃないの。つくりなさいよ。やりなさいよ。

私にも手伝って欲しいと言うけど
私はそこまで若くない。
私はもうつくったのだ。
私はもうやったのだ。
私はもう、十分にその楽しさを味わったのだ。

ここからは、君たちがやりなさい。
私は、他にやらなければならないことがあるのだ。
すまんな。

ここで、私が加われば
君たちは楽ができるし、安心できるし、確実にできるだろうが
そうは問屋が卸さない。

自分たちで苦悩したまえ。
わたしは、意見を述べよう。アドバイスをしよう。
お金も出してあげよう。
しかし、手は出さない。

残念ながら、レベルがもう違うのだ。
私のステージは、別の段階にあるので
私が手を出すことは、君たちの楽しみを奪うこと以外にない。

私のステージに登ってこれるように精進してくれたまえよ。
私は楽しみにしているよ。

悩みすぎによって、うつ病の体内物質が出たとしても
それをネタにするようでないと
劇団をつくって遊ぶ資格はないのだ。

多くの人がプレイを忘れている。
遊ぶことができずに生活を送っている。

人生はいかに真剣に遊べるかにかかっているというのに。